身貧しくとも心豊かに

情けなくてなさけなくて、わが後輩たち。

本年まだ正月気分の抜けきれない1月4日、近所の1人で仕事をしている職人さんから、昨年10月に税務署の調査が入り無茶苦茶な税金の追徴を迫られ困っている旨のメールがあった。不正悪質と言うことで言われるまま修正すれば6年間で800万円も納めなけばならないとのこと。私が事情をよく聴き深く検討したところ税や会計知識がないゆえの些細な誤り、勘違いで決して不正悪質な行為ではなかった。また、申告している所得も実態をよく表現しているもので多額な追徴しなければならないような大きな誤りではない。税務署担当官には、重加算税など課さないで3年処理にすること、実情を調べて妥当な所得計算にすることを要請するが、全く聞く耳を持たない。以来、毎日のように調査した金額で修正せよと強硬な電話があるし、事務所へやってくる。6年処理、重加算税、追徴税額のどれも納得できないから応じないのだが、時には脅迫めいたことも言って早急な修正申告の提出を迫る。文字通り不眠不休で確定申告事務をやっている最中なので本当に困った。すると、先日からこの職人さんの得意先を次々と取引金額の調査(反面調査と言います)に廻りだした.無茶苦茶、不当な調査金額だから修正に応じないのに商売の信用を落とすような暴挙にでるとは狂気の沙汰。40年間勤務した職場の後輩のやっていることだけに情けない。現場の担当者の偏執はどうしたら止めれるか悩み、(こんなことはしたくないのだが本人にも告げた上で)署長に面談してきた。

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